エリザベート・トゥルシンバエワ選手、世界選手権10位に終わるも来季に向けて手応え！『練習ではクワドに挑戦していましたから才能が開花する可能性も十分にあると思いますよ！』

出典：スポーツナビ

ヘルシンキで行われているフィギュアスケートの世界選手権女子で、羽生結弦（ＡＮＡ）と同じブライアン・オーサーコーチから指導を受ける１７歳のエリザベート・トゥルシンバエワ（カザフスタン）が昨年より二つ順位を上げて総合１０位に入った。

「いい演技ができたと思うけど、やるべきこともたくさんある」。来季に向けて手応えをつかんだ。

１４５センチの小さな体をめいっぱい使って、体全体で表現する。スピードに乗った伸びやかな滑りと、両手を挙げて跳ぶジャンプが特徴だ。

日本のアニメも好きといい、今季のフリー使用曲は宮崎駿監督の映画「もののけ姫」。モスクワ生まれだが、カザフスタン出身の父を持ち、４年前に国籍をロシアから変えた。

兄の影響で５歳で競技を始め、フィギュア経験のない母がコーチだった。より高いレベルを目指すため、つてもないオーサーコーチに手紙と動画を送り、２年前からカナダで指導を受ける。

羽生や金姸児（キムヨナ）（韓国）らメダリストを育ててきた名コーチからは「競争心、探究心を持ちなさいと言われている」。夢は、五輪でメダルを取ることだ。

音楽学校に８年通い、バイオリンの腕前はプロ級だ。「いつか自分のバイオリンに合わせたエキシビションを踊ってみたい」。趣味はお菓子作りで、得意のハニーケーキは家族もうなるほどの絶品とか。器用で勉強熱心なところは、フィギュアにも通じている。

引用元：https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170401-00000055-asahi-spo