樋口新葉選手 「点数は悔しいけど、分かりやすいミスだった」ロシア杯女子SP 3位発進！『メドベ、コストナーの次なら順当！』

出典：時事通信

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フィギュアスケート・ロシア杯　女子ＳＰ

フィギュアスケートのＧＰシリーズ第１戦、ロシア杯は２０日、モスクワで女子ショートプログラム（ＳＰ）を行い、シニア２年目の樋口新葉（１６）は６９・６０点で３位発進した。

滑り終えた直後は「失敗なく終えたのがうれしかった」とこん身のガッツポーズを作った。だが、得点がアナウンスされると一転して表情は曇った。９月のロンバルディア杯で出した自己ベストの７４・２６点より４・６６点低かった。３回転フリップの踏み切りで警告を受け、２連続３回転ジャンプの２つ目が回転不足と判定された。

２１日のフリーへ向けて「昨季より強い気持ちを持って臨めている。思ったより点が出なかったけれど、わかりやすいミスなので切り替えたい」と力強く語った。

引用元：Yahoo!ニュース

バレエの映像も見たという「ドンキホーテ」の「ジプシーの踊り」を表情豊かに演じた。「大きな失敗なく終えたのがうれしかった」。持ち前のスピードに乗ったスケーティングも際立った樋口は、ＧＰ初戦のＳＰで３位と好位置につけた。

最初に得点を見たときは表情が曇った。６９．６０点は想像よりも低かったからだ。取材前に採点の詳細で原因を確認。連続３回転ジャンプで１本が回転不足と判定されるなど、細かなミスが点数を押し下げていた。

「点数は悔しいけど、わかりやすいミス。直せるところ」と、すぐに気持ちを切り替えた。

シニア本格デビューの昨季はジャンプで踏み切るタイミングが合わず、回転が足りずにほどける「パンク」に苦しんだ。「シニアは雰囲気が違う。どうしたらいいかわからなかった」と振り返る。２年目を迎え、気持ちに余裕が生まれた。

「練習通りにやらなきゃというよりも、いつものようにやれると思ってリンクに立てている」。気持ちの安定が、演技にプラス効果をもたらす好循環を生み出している。

引用元：Yahoo!ニュース

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